因島ライヴで初めて「サボテン」を きいたとき
この 古風な曲が若者に受け入れられるのか!と
とても驚きました。
エレキギターのかき鳴らし方
曲の運び
60年代の香りがそこここに漂います。
サボテン、という レトロな観葉植物のイメジも手伝い
一気に私は60年代へタイムワープしていました。
Tamaがこれまでに作曲した楽曲は
どんな曲調のものも こころへ 深く染み込んで来る。
ak.honmaのアレンジが その持ち味をひきだしてもいる。
一人になった初めての楽曲も
Tamaサウンドの激しさを求める人には物足りなかったらしいけど
わたしには とても心地よかった。
孤独や頽廃や誇りが静かに音になっていた。
あまりつくらないで
因島で思っていた様にそのままに
そういうTamaの魅力は大きい。
これからどんな人生を送るにせよ
Tamaが芯に持って生きている因島を
大切にしてくれると思っています。
Tamaの音をきくと
恐ろしい潮流を隠して穏やかに輝く瀬戸内海をいつも思い浮かべる。