あの頃の夜の大阪。
おしゃれだなぁ と 耳を澄ませば
それは 私の場合 いつも 憂歌団だった。
ライヴハウスへ行かなくても
じぶんでCDを探さなくても
大阪の街に憂歌団はよく流れていた。
皮肉やで寂しがりやで強がりでいい加減で純情
おとこのかわいらしさを すべて持つ声
ギターはクールで鋭く 押さえた感情は 決して爆発しない
木村さんと 内田の師匠
大阪の庶民の生活なんかをうたってるのに
おしゃれなんだなぁ。。
物語に出て来る フランスとかイタリアの労働者が
なべて 粋で哀しいのと 似ている
憂歌団を耳にした夜は まるで
朝までの闇が穏やかに過ぎるようだった。
甲本ヒロトさんと 木村さんのコラボ。きいてみたいです。
木村さん お酒は少なくしてくれて有り難う。