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珈琲を。 いまは おとなだから。 珈琲で満ちたカップは占いのように そこにすわっている心を言い当てる。
おかえり。。 ひさしぶり。
春の青空のように 晴れやかね。そしてのどか。
とか
わくらばに露を含んでいる朝みたい。 かじかむようにして 小さな実りをまもっているね。
とか。
そう。 そうです。 そして 珈琲をのむと おとなで居られるでしょう?
うんと小さい頃はじめてみた ペールブルーの小箱は そのあとのジンセイでは 縁がなかった
このカップに会いに ときどき出かけてゆく。 ただいま ひさしぶり 。カップの温もりに。 毎日の朝夕に故郷を保つほどには 勇気が足りないんだ きっと。
縁があったとしたら あの小箱のなかに なにをしまっていたのかなぁ。
by ssimaa
| 2017-08-05 18:46
| 数学
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