職場にて。たまり場のテーブルの上に ど〜んと置かれていました。
笑顔のように 果実が弾けはじめると たべごろなのだそうです。
虫さんに 先取りされないように 慎重に収穫され 清潔さを保ちつつ 出荷されるそうです。
蓬莱柿。
海のむこうの まだ見ぬ国から移植された 、めずらしい果物だったのですね。
この辺りの集落には 土も気候も 合っていたのでしょう、
どこの御宅の庭先にも
菜園の隅っこにも 昔ながらのイチジクの樹は
植わっています。
ラム酒やカシスを効かせて ぽってりカスタードのタルトに仕立てるのも
ねり胡麻と絹こし豆腐に ほんのりカツオ出汁で 胡麻クリームにして 小鉢に仕立てるのも
まるまるてんぷらにして
スダチ果汁か 青ゆずの果皮の摩り下ろしを振り 濃いめの浸け出汁でいただくのも
どれも おいしいです。