みんな知ってることだけどさ、
今夜
俺たちゃ みんな この家に永遠におさらば なのさ。
なぁ たのしかったよなぁ。ここで。。俺も。。 親父も。。
紙切れ一枚で 荒れた世間へ出てけ、
って 言われちゃった訳よ。
クィニーおばちゃんには 一緒にここで過ごしたあの日やあの日のことが
あっちをみても こっちをみても
よみがえるんだね 泣きそうだ 必死でこらえてるなぁ。。
ジョンおじさんは ”じゃぁね”て
さりげに言おう、 て
そのことばかりで アタマいっぱいみたいだ。
たぶんきっと 誰にもわかりゃしない
これから先 この家に住むヒトたちにゃ
。。。。さ。。
新しい家、 イワユルところの”御自宅”ってのを
”御用意しております”、だってさ。。
馴染みのカオ
無し、で 新しい場所に居て なにかいいことあるかい?
お隣さんたちが
さよなら いいにくる。おしなべて皆を見回していうんだ
”泣かないで”
ご親切様にキスしてくれまくるさだけど 誰も言わない
これで
さよなら だ ということは。
”御新居を御用意してございます。”
”もちろん、 『持ち家』でございますよ。”
だって。
だけど 馴染みのヒトたちが誰もいないんだよ。。 そこには。。。
新しい土地には。。。
翻訳はsimaによります。
著作権侵害の意図はありません。
晴一さんは ここではない 何処か にいらっしゃっても それはそれでとてもすてきであります。
ただ
とても ものすごく うれしかったです。あとの一言も。