もめん の 太い糸で
ざっ ざっ
と 刺してある そのランチョンマット。
やっぱり糸で
ア キ ヒ ト と 縫い込みがある備品。
糸のふとくてやわらかくて
頑丈なことが
がっしり あたたかな 掌を おもわせて。
あんしんする。
以前おっしゃっていた
靴下のシルシも
色糸で どの靴下がペアか解る様にしてあるって。
糸で 手で縫ってある、は
ほっとする。。
昔 できるだけ頑丈に織った布を
更にしっかりします様に。。と 刺した糸は
機能を補うだけでなく
縫う人のこころも そこに添わせて
だから暖かくて しっかりしていて
安らぐのですね。
こどもの頃 夏休みの終なんかに
家から 雑巾2枚持って行く宿題があった。
自分で縫うときは なんか
さびしかった。
母か おばぁちゃんが縫ってくれたときは
提出したくなかった。
知り合った男子のガラクタ箱に
使えなくなったグローブ(お父さんから貰ったもの)とか
壊れたプラモ と一緒に
彼が家庭科の時間に縫った
運針のおけいこ布 みつけたとき
ちょっと 彼の事 好きになったりした。
運針の出来上がりが あったかな感じした。
久しぶりに 縫い目 みました。
縫い目 は いいもんだな。
それで 毎日 そのランチョンマットみています。
誰かの
おちついた しぐさ。
瀬戸大橋より。先週月曜日写す。