あの頃 御堂筋線江坂駅前には
まだ 小さな田んぼが一枚 ありましたね。
菜の花。 青い田植えの後。夏の太陽、
あの頃 大阪城公園は 今よりもっと
木陰が小さかったような気がします。
夜の喧噪。梅田から福島へ向かう
暗がりのなかの音楽
京橋駅の雑踏
戎橋の狂躁。
誰もが酔っぱらって
誰もがわめいていた夜。
女の肩が猛々しかった頃。
あのなかで生まれたバンド
夜の匂いのなかに 彼ら独特の自然を感じたプロデューサー
本間さんの眼は確かだ
大阪中のミュージシャンの尊敬を集めたキーボーディスト 本間昭光
90年代が終わるのを待っていたかの様に
彼らを世に送り出した 本間さん。
音楽の王道を 彼達に託した ak.hommaさん。
今年からは音楽の王道を行く彼達
売り上げ1位 ライヴ即刻完売も嬉しいけれど
本間昭光は 彼達の持ち味を 大切に保ち続けた
だから 今年の音は 今まで以上に こころに 沁みる。
これからも 彼達らしい音を 届け続けて下さる と 信じています。
どの日が区切りとは言えないでしょうけれど
おおさか でのライヴもまた 特別であってほしい。
今夜もいい夜であります様に。
明日からも 充実した日々であります様に。