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こんやは 涼しい風が吹く
こころのそこにも ながれてゆく
みつめている。
そばにいる。
能舞台 は 全身の筋肉を鍛え抜いた屈強の男が
静寂のおもいを演じる。ながい ながい時間をかけて
はかなさ も 激しい怒りも
やさしさも 凶暴も すべて 沈めて
くたびれてゆく時間を 硬質の能面で
ほんとうの 激しい感情。 しずかに 微笑も
悲哀も 変化しないはずの能面はつたえる。
ひとのこころが ほんとうの獣になった化身とは
しずけさが激しいのだ。
by ssimaa
| 2009-11-13 18:05
| 音楽
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